Q7 : 進学や研究以外に、大学院生活でお伝えしたいことはありますか?
三浦さん :
進学は、ストレートでも社会人からでも金銭的な悩みがあると思います。私は、大学院から奨学金(第一種)を2年間借りていました。卒後は就職をすることを決めていたので、できる限り返還免除などの制度を利用したいと考えていました。青森県立保健大学では、優れた業績による返還免除の制度があったため、大学院での講義やレポート、研究活動で良い成績をおさめられるように努力しました。その甲斐があって、半額の返還となりました。金銭面で進学を諦める前に、どのような制度があるのか調べてみるといいと思います。
葛西さん :
金銭面についてです。修士1年目は入学料・授業料を賄うためにバイトを掛け持ちしていましたし、奨学金(第一種)もお借りしていました。在学中は授業料免除をいただくこともできたので、自分で情報収集したり、困ったら事務局に色々相談したりするのが大切だと思いました。
佐藤さん :
大学院では、出会いが一番大きかったと思っています。吉池研究室は多くのゼミ生が在籍しており、多くの先輩にも出会えました。大学院進学したことは、研究方法等の勉強ができたことはもちろんですが、ゼミ生同士のディスカッションが活発で、そこでも学びを深めました。子育てと仕事と平行しながらの大学院進学はとても大変でした。時には年齢も経験も違う大学院生に悩みを聞いてもらうこともあり、自分の人生の中で充実していました。大学院進学を後悔したことはありません。本当に進学してよかったと感じています。
Q8 : 在校生やこれから進学を検討している卒業生に対して、メッセージをおねがいします。
三浦さん :
就職に悩んだら、やりたいことは何かと同じくらい、やりたくないことは何か、自分自身に質問を続けてみるといいかと思います。大学にいると、管理栄養士になったら…という考えがどうしても大きくなってしまうと思います。選択肢は多いです。正解はありません。大学院は研究をするところと、あまり決めつけずに、もっと楽に考えてみることがおすすめです。実習、国試、就活と大変だと思いますが、息抜きしながら、キャンパスライフを楽しんでください!
須長さん :
大学院によって、研究内容も雰囲気も違います。興味がある、行きたい大学院や研究室があれば、研究室の研究内容や試験内容のことなどを調べることから始めるのが重要だと思います。頑張ってください!
佐藤さん :
実際の大学院生活・仕事との両立・子育てとの両立等々、詳しい話を聞きたい方は同窓会を通じてでもOKです。情報交換をしましょう♪
葛西さん :
進学の理由やタイミングは人それぞれだと思います。何かを新しく始めるとき、遅いことはないです。後悔しないように、飛び込んでみるともっと面白いと思います!
佐々木さん :
大学院を目指している方や、考えていたり迷っていたりする方がいらっしゃると思います。興味がある分野があれば、研究室をノックして、先生とお話してみてはいかがでしょうか?先生方は研究が好きで、この仕事をされていると思います。喜んで話を聞いてくれると思います。勇気を出してみてください!
ホームページ担当×同窓会より
大学院へ進学された卒業生の元気な様子を拝見することができ、大変嬉しく思いました。大学院への進学、進学後、修了後とその後、いくつものターニングポイントで悩みながらも目標を見失うことなくステップアップをしていました。管理栄養士として栄養学の発展に寄与したいという熱い想いは、全員が一緒でした。それぞれ分野は異なりますが、今後の更なるご活躍を祈念するとともに、また一段と成長した皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
※ 在校生・卒業生の皆様、または、このホームページを訪問され本学大学院への進学をお考えの皆様へ。青森県立保健大学大学院の詳細は、以下のリンク先をご確認ください。