卒業生の声

栄養学科 卒業生からのメッセージです。

大好きな食に携わる仕事がしたいという目標を叶えることができました。

武田 翔子 さん
2017年3月卒業 管理栄養士 / 秋田県 北秋田地域振興局 大館福祉環境部 勤務

私は小さい頃から食べることが大好きで、「食」に携わる仕事がしたいと考え、栄養学科に進学しました。

学科は少人数制で、先生と学生の距離が近く、和やかな雰囲気でした。共に切磋琢磨した友達とは、卒業後も強いつながりがあります。大学で学ぶにつれ、地域全体の栄養・食生活の改善に取り組む行政の仕事に魅力を感じ、志すようになりました。

現在は目標が叶い、秋田県の行政管理栄養士として働いています。「食」を通じた取り組みが、県民の皆さんの健康増進につながっていくと思うと、責任とともにやりがいを感じます。また、昨年度は、社会人として青森県立保健大学大学院に進学し、仕事と両立しながら通っています。

地域の健康増進につながる取り組みができるように、今後も知識や経験を積んでいきたいです。

実習などの実践的な授業。勉強や就職などへの手厚いフォローが得られる環境。

菅井 日南子 さん
2020年3月卒業 管理栄養士 / (有) テック テック調剤薬局 金沢店

私は幼い頃からサッカーを続けており、中学生の頃、もっと活躍したいと思い、身体づくりの基本となる栄養に興味を持ち始めました。そして、高校の時に恩師である監督を病気で失ったことで、日々の食事の大切さを改めに感じ、健康増進や疾病予防に携わりたいと思うようになりました。

栄養学科は人数こそ少ないですが、切磋琢磨できる仲の良いチームです。実習などの実践的な授業も多く、多職種連携も学ぶことができます。先生方との距離も近く、勉強や就職などしっかりとフォローしてくれるのでとても良い環境だと思います。

現在は地方の方の健康をサポートしたいという想いがあり、地元の調剤薬局で働いています。薬局では食事に関する相談も多く、一人ひとりに合わせた適切なアドバイスをするよう心がけています。今後は、知識や経験を重ね、地域の皆さんのニーズに応えられる管理栄養士を目指していきたいと思います。

大学での他学科の学生や先生との交流が今の業務に役に立つ。

角掛 那奈 さん
2021年3月卒業 管理栄養士 / 青森県立中央病院 栄養管理部

私は中学生の頃から管理栄養士を志しており、栄養学科に進学しました。現在は病院に就職し、担当する診療科の患者さんの栄養管理や栄養指導といった業務を行っています。

大学時代は、充実した授業や実習、ゼミ活動などを通じて、管理栄養士として必要な知識や考え方を身につけることができました。他には、授業内外で他学科の学生や先生方との交流ができたということが、今の病院での業務に役立っていると感じます。病院ではいろいろな職種の方と意見を交わす機会が多くあります。他の職種の方から、その職種の視点からの見解や今後の方針などを伺い、そこから栄養管理のプランを立案することもあります。病院で働く今、大学での貴重な経験が生きていると実感することがとても多いです。

今後は、青森県の方々の健康を栄養の面から支えられるよう、知識や経験をさらに積み重ねていきたいと考えています。