青森県学校栄養士協議会(津軽地区)保健統計学の研修を終えて

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卒業してもなお、日々勉強

栄養学科 3期生 工藤 明日香

私は現在、青森県の学校栄養職員として給食センターに勤務し、児童生徒の心身の成長に寄与するために、学校給食の管理・運営と食に関する指導に励んでいます。

日々の業務の中では、“データで表す“ ことや “変容を数値で示す“ ことがよく求められます。どのような集計方法が適切なのか、得られたデータの効果的な示し方等、基礎的なところから改めて学ぶ必要があると感じ、熊谷先生に 「保健統計学の基礎」 を題材にご講義いただきました。具体的な例を示しながらの講義内容はとても分かりやすく、データの根拠の重要性や、「数値」 の扱い方・示し方など、基礎的な部分を改めて学び、知識をアップデートすることができました。また、栄養に関することの多くは、実施してすぐに結果が出るものではないからこそ、数値として表し、評価することが大切であると気付かされました。

貴重な4年間の学びの中には、“保健大だから“ 得られる学びがたくさんありますし、それを最大限に与えてくださる、経験豊富で面白い先生がたくさんいらっしゃいます。大学在学中は、栄養学を学ぶことに精一杯でしたが、仕事の中で実践的に活用されることで、それぞれの専門分野の大切さや繋がり、先生方の偉大さを実感する毎日です。

今後も、栄養学の専門性をより深めるために自ら学ぶことはもちろんですが、最新の情報を得ること、学び直しをすることで、知識の再確認・定着をはかっていきたいと思います。そのために、栄養学を専門とする先生方とは、これからも様々な講義や研修会などを通して連携ができればと思います。


卒業生の皆さん、栄養学科では栄養学の専任教員による講義や研修会の講師を引き受けております。職場内や各職能団体での研修会、セミナー等への講師依頼をお待ちしております。また、本学栄養学科を目指す高校生を対象に、栄養学科専任教員による模擬講義も実施しております。模擬講義に関するお問い合わせは、青森県立保健大学教務学生課へご連絡ください。

栄養学科専任教員の各専門分野は、HPの 【教員紹介】 ・ 【出張講義】 をご覧ください。

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